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こんばんは〜、次男坊です。
先日、
2年前にお引き渡ししたOB邸カリフォルニアスタイルハウスを見学したいというご要望をお客様(以下、Sさん)から頂きました。
さっそくオーナーさんに連絡して、お願い。
いいですよ〜、と快諾して頂き、
今回のOB邸見学会が実現しました。
オーナーさんありがとうございます。
お引き渡しから2年。
僕も久しぶりにお伺いするので、
どう変化しているのか楽しみにしてまいりました。
いや〜、やっぱ西海岸。
やっぱカリフォルニア。
ご見学頂いたSさんも
カリフォルニアだ〜
と玄関から驚いていらっしゃいました。
僕が説明せねばと同行したのですが、
まさかのオーナーさんが全て説明してくれる展開。
ここはこうに考えて作ったんですーとか、
現状こういう風に使っていますよーとか、
天井板は一緒にエイジングした板でーとか。
s.factoryのオリジナルma-1まで着てくれて、
その姿、まるで営業マン。
(誤解しないでください。仕込みなどまったくしておりません。)
僕の出番なし。
ありがたや。
さて、そして楽しみにしていた木部の変化具合ですが、
床が想定外にいいエイジング具合。
味わい深く成長しておりました。
本来は焼けて濃くなるだけのはず。
でもなぜか所々白っぽくなっていて、
ラフな雰囲気が醸し出されている。
(写真では伝わらないですが、とにかくいい感じ)
理由を奥様に聞いたところ、
『子供達が水をよくこぼすんです』
って。
なるほど、
水こぼしエイジングとな。
これはいい。
いいですぞ。(メモメモ)
ソファも
キャメルカラーのコーデュロイソファが、
日焼けして所々少し色が抜けている。
2年のうちにヴィンテージソファのように育っておりました。
そんなところに僕が見惚れている間も、
オーナーさんとSさんとで、あそこいーなー、これいーなーと、すごく話も盛り上がっておりました。
(よかった、お陰でじっくり観察できた)
そんなこんなで見学は終了。
オーナーさん、見学ご快諾頂きありがとうございました。
また見学ご希望の方がいらっしゃったらご連絡させてください。
見学後、
当時撮影を忘れていた玄関周りの写真を改めて撮影させてもらいまして。
今回の見学から改めて実感したのは、
家は暮らし始めてから本当の魅力が生まれるということ。
もちろん、引き渡す前の綺麗な状態もそれはそれでいい。
ですが、
暮らしがはじまり、家族の想い出が刻まれることで生まれる魅力は、
住まい手であるご家族でしかだせない至高の味わいなわけです。
家を大切にすること。
それは、傷をつけず、汚さず、家を綺麗に保っていくこと。一般論はそんなイメージかと思いますが、僕はそう思いません。
傷つけたって、壁に落書きしたって、
散らかしたっていいと思っています。
自分達らしく、ありのまま。
大事なのは何より家族が、楽しんで暮らしていくこと。
子供がつけてしまった床の傷も、ジュースをこぼしてできた壁のシミも、それら全てを家族との思い出として愛でていける、
そうやって少しずつ、その家に家族の物語が紡がれていくこと。
それこそが、本当の意味で家を大切にするということなのではないかと、
僕はそう思うのです。
これからもこの家が
家族と共に、一緒に成長していける家であることを願っています。
では〜。